編入体験記

高専からの編入体験、趣味、学生生活を主に書きます

九州大学編入体験記・不合格(平成30年度入学)

はじめに

 私は九州大学の推薦を受け、不合格になった後、もう一度自分が何をしたいよく考えました。その結果、九州大学ではなく東北大学にどうしても行きたくなり、九州大学の学力試験を受けず、東北大学を受験しました。どうしても九州大学に行きたい人が推薦を受ける中で、こんなことをするのはよくないので推薦を受ける人はしっかり考えて受けたほうがいいです。しっかり考えて受験するのは当たり前のことですができていませんでした。また、どうしても行きたいという気持ちは試験官の方にも伝わると思うので、合格もしやすくなると思います。

受験情報

受験日:平成29年 6月 3日 (土)

受験学科:機械航空工学科(航空宇宙コース)

受験会場:九州大学 伊都キャンパス

服装:スーツ

倍率:約2倍 (航空宇宙工学コースは9人中4か5人合格した)

結果:不合格

TOEICのスコア

 私は585点で提出しましたが、航空宇宙工学コースではかなり低いほうでした。700点台後半~600点台中盤の人しかいませんでした。なるべく高いスコアで臨むべきだと思います。

面接

・面接情報

 試験官の人数:10人くらい (教授の方が全員いたかも)

 時間:10分程度

 面接室の数:1つ 

 雰囲気:厳しめ

・内容

 志望動機(1分程度)

 これまでに一番頑張ったこと

 大学院への進学について

 大学院卒業後の進路(航空機の製作をしている会社に入りたいと言った)

 その会社に入って何がしたいのか

 英語はどうやって勉強しているか

・口頭試問

 極座標系について説明しなさい

 微分方程式:y' = -xy を解きなさい(ホワイトボードに解く)

・面接の備考

 面接と口頭試問だけだからなのか、かなり突っ込んだ質問や厳しい質問が面接では来ます。念入りに面接対策をしたほうがいいと思います。面接官がとても多いので緊張しやすい人は気を付けましょう。私も志望動機など念入りに考えていったのですが、緊張してすべて言えませんでした。待機する部屋は、実習室のようなところで案内人の方がずっといます。待機室は話しにくい雰囲気ですが、受験者同士で話しても問題ありませんでした。口頭試問は、内容は簡単なので、きちんと言葉にする練習をしたほうがいいです。

全体を通して

 面接では、かなり突っ込んだ質問をされるので、念入りに対策をしたほうがいいと思います。何に興味があるのか、なぜ九州大学に行きたいのか、将来はどうしたいのかなどを考えて、徹底的に面接の練習をしたほうがいいと思います。学校の先生に面接練習をたくさんしてもらってください。たった10分ですべてが決まります。面接の印象でかなり決まってるのではないかと思います。私はこれが最初の編入試験で、とても緊張して言いたいことが言えなくなりました。たぶん印象は最悪だったと思います。あと、学力入試では1人しか航空宇宙コースでは受かっていないので、推薦の方がかなりチャンスがあると思います。